QS-1200A型低位自動積み上げシステムは、レンガ製造ライン専用の自動積み上げ設備で、各種コンクリートブロック、規格レンガ、多孔レンガ、路面用レンガ向けに設計されています。成形機の出料口と接続し、レンガの分離、整列配置、自動積み上げ、パレット循環といった全工程を無人化で実現します。レンガ工場における人手による積み上げ作業の代替として、コスト削減と効率向上を図るための核心的な補助設備です。
本設備は低位設置型のレイアウトを採用しており、高所の土木工事や吊り下げ用架台が不要で、設置が柔軟です。完成品養生エリアの隣に独立して配置することも可能ですし、製造ライン全体に直列接続してオンラインでの即時積み上げを実現することもできます。新旧ラインの改修プロジェクトにも対応可能です。本体総重量は約11,000kg、総消費電力は29.5kWで、上板駆動モーター7.5kW、搬送システム14.2kWを備え、安定した運転と制御可能なエネルギー消費を実現しています。標準的な積み上げ寸法は1200×1200×1400mmまで対応でき、1層あたりの積み上げ周期は約18秒、1日1シフトで約3,800パレット分の完成品積み上げ作業をこなすことができ、その生産能力は人手による作業を大きく上回ります。
| 項目 | QS-1200Aの仕様 |
|---|---|
| 本体総消費電力 | 29.5kW(上板7.5kW+搬送14.2kW) |
| 最大積み上げ外形寸法 | 1200×1200×1400mm |
| 1層あたりの積み上げ周期 | 約18秒/層 |
| 本体重量 | 約11,000kg |
| 対応レンガ種類 | 4大カテゴリ、15種類の標準ブロック |
| 稼働モード | パレット付き/パレットなしの二重モード積み上げ |
本システムはPLC+タッチスクリーン式スマート制御システムを基盤とし、レーザー感知素子や複数の高精度センサーを組み合わせることで、全工程の閉ループ自動運転を実現しています。本設備は異なる規格の完成品レンガを自動判別し、レンガ板の分離・配列を行い、ばらばらなレンガを標準的な四角い積み上げへと整列させます。積み上げは密着かつ整然としており、多層積み上げにも対応。積み上げ完了後は、ベルトコンベアで梱包作業場やフォークリフト搬送エリアへ直接搬送できます。パレット付き積み上げはもちろん、パレットなしの裸積み上げも可能で、多様な倉庫保管や輸送ニーズに対応します。本設備には故障自己診断・警報機能が搭載されており、レンガの詰まりやパレットのずれなどの異常時には自動停止を促すため、レンガ破損率や設備故障率を大幅に低減できます。
本設備は高い互換性を備えており、市販の4大カテゴリ、15種類の主流規格ブロック製品に対応。簡易な治具交換だけでレンガ種類の切り替えが可能で、一台で多用途に活用でき、規格レンガ、中空ブロック、護岸用レンガ、透水レンガなど、多種多様な製品に対応します。本設備のパレットは完全な閉ループで循環:空パレットは自動的に戻され、洗浄・給料後に再利用されます。そのため、パレットの頻繁な手作業による移動が不要となり、ライン全体ではわずか1名の監視員で設備の運用を管理できます。従来の人手による積み上げと比べて、年間の人件費を大幅に削減できるほか、積み上げの歪みやレンガの衝突・破損といった問題も回避できます。
成熟した油圧駆動と機械伝動構造を基盤とし、本体フレームは厚肉鋼の溶接構造で耐摩耗部品は熱処理加工を施しているため、長時間連続24時間の稼働でも安定して耐久性を発揮します。日常のメンテナンスも簡単で便利です。積み上げ後の完成品は整然として緊密であり、ラップフィルムによる梱包や倉庫保管、長距離輸送にも適しており、完成品の保管効率と出荷効率を大幅に向上させます。大中小規模のレンガ工場において、後工程の完成品処理をスマート化・最適化するための最適な選択肢です。
